分享

第46話 フローラの国

last update publish date: 2026-06-17 13:52:52

 グラスを手にしてお茶を飲んだ。

 えっ!このグラス、レアクリスタルグラス!?

 原料がほとんど取れなくて王家でもこんないいグラスあまり使ってないわ!使うより飾っておく物でしょ!

 グラスをよく見るとグラスの細工が芸術的だった。

 腕のいい職人による手作り!?

 レアクリスタルは、強度が高く薄く作る事ができるけど衝撃に弱いから余程、腕が良くないとここまで彫れないわ!周りを見ると庶民も普通にレアクリスタルグラスでお茶を飲んでいた。

 このグラスでお茶を飲むと口元が薄いから美味しいんだけど庶民が普通に使ってるの!?

 アルテミスは、出されたお茶を飲んだ。

 美味しい!このお茶はすごく上質!?

 お茶を運んできた女性にアルテミスは、聞いた。

「ねぇ!このお茶かなりの上質ね!」

 女性は、恐る恐る答えた。

「はい、これは、以前守り神のフローラ様が作られたお茶で女神のお茶と私達は、呼んでいます!私達もこのお茶が毎日飲む事が出来て幸せです」

 アルテミスは、その言葉に驚いた!毎日!?この高価なお茶を庶民が毎日飲んでるの?

「あなた達、このお茶の価値とか知ってる?」

「私達は、あまりお茶の品質とか詳しくありません!昔から美味しいものが出来るとフローラ様がみんなで頂こうと言ってくれました」

 身分に関係なくこれだけの高価な物をみんなで?

「フローラ様がいなくなり、この美味しいお茶も、もう飲めなくなると思っていました。ですがアントリュウス様が来られたので、またこの国で美味しいお茶や農作物が食べられるようになります」

「ありがとう!もういいわ」

 このお茶はかなり高価な物、貴族の中でも、かなりのお金持ちでなければ飲めないわ!それにこのグラスはとんでも高価な美術品よ!

 遠くの方からガシャーンとグラスが沢山割れた音がした。

「あら!沢山割ってしまったわね!大丈夫?怪我はない?アントリュウス様がいらっしゃるから治療してもらっておいで」

「うん!行ってくる」

 その会話を聞いてアルテミスは、私、心が貧しいわ!

 グラスより怪我を心配するのが正しい、このグラスの金額をこの人達知らないのね!

 神殿の中を見回すと所々に美術品が目に入った。

 先程、お茶を運んできた女性にたずねた。

「ねぇ? この神殿には、至る所に高価な美術品があるけど、何処で買ってるの?」

「ここにある物は、全てこの国で作られた物です!フローラ様が美術品や芸術が大好きだったのです」

「この美術品、他国には売らないの?」

「他国とは、あまり商売の取り引きをしていないのです!私達は、あまりこの国から出たくないのです」

「何故?」

「この国にいれば何かあってもアントリュウス様や騎士の方々が守ってくれるのです」

「この国の王家と貴族は?」

「王家と貴族はいません!街の代表者と村長がいて、一番偉いのがアントリュウス様です」

 アルテミスは、アントリュウスの事が良くわからなくなっていた。

 国で一番偉い者が清掃員と仲良く挨拶!?

 アルテミスは、アントリュウスを見に行った。

 本当に1人で庶民に治療をして、庶民と楽しそうに会話をしていた。

 変な神ね!神には変わり者が多いと聞くけど変わり者過ぎでしょ!

 良く見るとこの神殿もとんでもない建造物じゃない!柱一本一本に彫り物がされている。

 それに、じゅうたんも高価な物、王家の城の物よりいい物よ!庶民が普通にこの中で歩きまわっているから気がつかなかったけど!府とみるとハープが目に止まった。

「ねぇ!このハープは?凄く素敵ね!」

「それは、フローラ様の為に村の人達がお金を集めてプレゼントさせて頂いた物です!フローラ様は、お金や高価な物は、受け取って頂けないので村の人達が、フローラ様がハープをお好きなので送らせて頂きました」

「フローラは、いないんでしょ?」

「はい!天界に戻られたと聞いてます」

 フローラの代わりにアントリュースがこの国に来て守ってるのね!

「このハープは、誰も使ってないの?」

「いえ!アントリュウス様がお使いになられています」

 アントリュウスが!?

「アントリュウスは、ハープを弾けるの?」

「はい、それは、素晴らしい演奏です」

 アントリュウスがハープを弾くなんて想像出来ないけど聴いてみたいわ!

 治療が終わりアントリュウスが戻って来た。

「アルテミス、食事にしよう」

 料理が出てきた。

 見た目は、豪華ではないが食器が美術品、料理を食べてあまりの美味しさに驚いた。

 一つ一つの料理のこだわり、すごい食材を使っている事、一流の料理人!?これだけの味を出せる者は、そうそういないわ!

 アルテミスは、料理に満足した。

「ねぇ!アントリュウス、あなたハープ好きなんだって?」

「ああ!音色がたまらない!大好きだよ!」

 嬉しそうに答えた。

「食事が終わったら聞かせてよ!」

「いいよ!後で弾くよ、アルテミス、ご免ね!王家のおもてなし良くわからなくて」

「いいわ味は一流よ!食材も食器も最高級、貴方!他国にここで作った物売れば凄いお金持ちの国になるわよ」

「他国には、信用できない神や人間が多くて、関わりたくないんだ」

 アルテミスが感じ良く話してくるので心を許して何でも話せる仲になってしまった。

 アントリュウスは、話しを続けた。

「他国と関わらなくてもこの国で美味しい物を作って食べられるし美術品や音楽も楽しめるし欲しい物があれば作ればいいし満足してるんだ」

 食事が終わり、紅茶とデザートが出てきた。

 アルテミスは、紅茶を初めて見た。

 何これ?いい匂い!

「このお茶は?」

「これ、紅茶っていうんだ!一万年前の人間達が飲んでたって、ここに住んでいる人間の中に前世の記憶がある人がいてその記憶を元に葉を栽培したんだ」

 食事が終わり、アントリュウスがハープを触りだした。

「アルテミス!好きな曲ある?」

「私、よく知らないからアントリュウスにまかせる!」

 ハープを弾き始めた!これ良すぎるよ!アポロンのハープは、力強さがあって上手いのは、わかる。

 アントリュウスのハープは、優しくて優雅!弾く神と選曲によってこんなに違うの、私はアントリュウスのハープ好き、その音色の美しさに心を奪われた。

在 APP 繼續免費閱讀本書
掃碼下載 APP

最新章節

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第92話 神の翼

     急いでパネース様の所へ連れて行けば蘇生できる。 アルテミスは、アントリュウスの所へ走りだした。 だが、兵士達がアルテミスを止めた。 アルテミスは、怒りの表情で「何をする!試合は、終わっただろ」「いえ!まだ試合は、終わってません、神の死とは、消滅するまでです!アントリュウス様は、ギブアップをしていません」「何だと!ゼウス貴様〜~!」 アルテミスは、ゼウスを怒りの形相で睨みつけた。 殺気のオーラを込めて兵士に向かって言った。「死んだ者がギブアップを言えるかー!アントリュウスは死んだ、そこをどけー!」 兵士達は、アルテミスの殺気のオーラに恐怖を感じた。 そこへミカエルが飛び込んだ。 怒りで兵士達を殴り倒した。 ガブリエルとラファエルが、結界を破りにかかった。 ゼウスの警備の兵士が次から次へと出て来た。 黄金の翼の警備の兵士と戦いになった。 タヌキンナとキツネコが観客席から飛びだした。 ゼウスは、アントリュウスを恐怖で脅えた目で見ていた。 ゼウスは、大量の血を流していた。 この防具と剣がなかったら死んでいたのは、私のほうだ。 危険だ転生してきたら今度こそ私を殺しに来る。 ゼウスは、アントリュウスに近づき手の平を向けた。 黄金の翼の神達により結界を破りアルテミスは、アントリュウスの近くまで来たが、更に結界が張ってあった。 ここまでやるのか! アルテミスの目の前でゼウスがアントリュウスを消滅させようとしていた。「やめろ、やめろ〜!アントリュウスを消滅しないで!私は、何だってお前の言う事をきく、だからアントリュウスを消すな~~!」 だが、ゼウスには、アルテミスの言葉に耳を貸さなかった。 アントリュウスに呪いをかけ消滅させる事に全神経を集中させていた。 アルテミスの目の前でアントリュウスの二つの翼が抜かれた。 衣服と剣を残してアントリュウスの姿が消滅した。 アルテミスは、怒り、怨み、悲しみが湧き出し大きな声を出して泣いた! うわああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ! 綺麗なアルテミスの顔が鬼の形相になり泣きながらゼウスを睨みつけた。 ゼウス~!お前を殺してやるっ!お前を絶対許さん! アルテミスは、泣き続けた。 タヌキンナは、大きな声で泣いた。 キツネコは、アントリュウスとイダスを失い絶望した。 ドラゴは、

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第91話 女神アントリュウス

     会場にいた観客全員、アントリュウスが消滅したかに見えた。 タヌキンナが魂の繋がりを感じた。「アントリュウス様は、死んでない!」 雷霆から放たれた光の中からそれ以上に輝く光が現れた。 雷霆の光の中から現れたその姿は、黄金の翼が一際輝きを増した、女としての本当の姿の女神アントリュウスだった。 女としてのアントリュウスに会場中、ゼウス陣営までも魅了された。 神々は、口々に言った。「これ程、美しい女神は、見た事がない!」 女性の神々からも「女の私達から見ても惚れてしまうわ」 アポロンもその美しい姿に魅了された。 フローラなのか!? アントリュウスは、全ての力を出す為変身に使っていた神の力も解除し完全な女神アントリュウスとして現れた。 ゼウスは、その姿を見て「アントリュウス!私の妻にならないか?」「ぬかせ~!お前を殺してやる!」 アントリュウスは、怒りは、頂点だった。 こんなに腹を立てたことは、生まれてから今までなかった。 アントリュウスは、怒りで発した巨大なオーラと呪いを剣に注入した。 完全にゼウスを殺す気になった。 アントリュウスの女性の姿での戦いに、嫌らしい目で見る者はいなかった。 美しい女性に魅了された目で向けられた。「ゼウス!続きを楽しもう!」 アントリュウスは、ゼウスに斬りかかった。 ゼウスは、アントリュウスの剣を交わして剣を肩に突き刺した。 アントリュウスの肩から血が流れた。「ゼウス!凄いよまさか今の剣を交わして刺してくるなんて!だが肩では、恐怖を与えられないよ」 アントリュウスの肩の傷が治っていった。 ゼウスが驚きの顔を見せた。 何故簡単に治る!私の呪いをかけて刺したのに、まさか既に私より神の力が上だというのか!? ゼウスは、神の王としてのプライドがあった。 何があっても負けるわけにはいかない! ゼウスは、必死になって戦った。 神々は、ゼウスは、圧倒的強さを持つ神として余裕の戦いで勝つ姿しか知らなかった。 ゼウスは、必死になった分、本来の力より増した戦いになった。 お互いの剣が、激突した。 ゼウスは、アントリュウスの剣をしのいでいたが体中にかすり傷を受け血が流れていた。 アントリュウスの剣にゼウスは、防戦一方になった。 誰もがアントリュウスの勝利を確信していた。 神の王の世代交代! 

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第90話 楽しもう

     ゼウス側の応援席の神達が動揺した。「笑ってる!ゼウス様の今の攻撃を受けて!」「普通逃げだすだろう、それなのに笑いながら向かって行くなんて」 ゼウスは、焦った。 何故だ!何故斬れん!? この世界の全ての物を斬れる剣、この剣ならば奴の注いだオーラまで斬れるはず!この剣に私の最大限のオーラを注いだ。 今のでアントリュウスの剣と体は、斬っていたはずだ。 アントリュウスが微笑ながら近づいて行った。「ゼウス、楽しもう!今までで戦った中で一番凄いオーラだ!この超越した感覚、私をもっと楽しませろ!」 アントリュウスの翼が一際強く輝いた!ダイヤモンドを散りばめたような輝きを発した。 アントリュウスは、ゼウスとの戦いのオーラと迫力、今の攻撃で死を予感させられ芸術性を感じワクワクし、楽しくなっていた。 アントリュウスが斬りかかった。 ゼウスが、剣で受けたがアントリュウスの剣の威力が強く、ゼウスが地面を引きずるように後ろに下がった。 何だと!この威力!この剣でもアントリュウスを斬れんというのか? アントリュウスは、ゼウスを一方的に攻撃した。 ヒューイは興奮した。「ゼウス!アントリュウス様の本気は、こんなもんじゃないぞ!お前は、今日何度も死の恐怖を味わう事になる」 ヒューイは、嬉しそうに笑った。 アントリュウスがゼウスの心臓を刺した。 ゼウスは、吹っ飛んだが刺された心臓は、生地の防具とオーラによって守られた。 ゼウスの傘下の神々がアントリュウスの強さに驚いた。「ゼウス様が押されいる」「こんなゼウス様を見る事になるとは、思わなかった」 この防具でなかったら殺されていた! ゼウスは、焦った。 アントリュウスは、戦いに酔った目をしていた。「ゼウス!お前の力は、こんなものじゃないだろ!本気を出せ!私をもっと楽しませろ!」 そう言ってゼウスの首に剣を突き刺した。 ゼウスは、オーラを使い防いだが剣の先が首に刺さり血が噴き出した。 ゼウスが逃げ10メートル程、後方にさがった。「おのれ~!アントリュウス貴様、簡単には、殺さん!死の恐怖を味合わせ続けてやる!」 ゼウスがオーラを使い首の傷が治っていった。 アントリュウスは、それを見て、薄笑いを浮かべた。 ゼウスの回復を待った。 ゼウスを恐怖と怒りにより覚醒させて楽しもうとした。 そして見

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第89話 ゼウス対アントリュウス

     天界のコロシアムに着いた。 神竜を見て、神々が騒ぎだした。 コロシアムに入ろうとしたところゼウス側の警備員に止められた。「この試合の規則で危険物の持ち込みは禁止です」 タネキンナが怒った。「ドラゴを危険物!確かに危険物だけど、ドラゴは、アントリュウス様の子供の地位を持ったペットよ!」「神竜をペットということは、認められません!周りの神を食い殺します」「ドラゴは、私の弟でもあるのよ!私が暴れないようにする」「周りの神々を見てください!怖がってる神もたくさんいます!今日は、親善試合の日です周りから恐怖を感じさせる神竜は、危険物として入場させられません」 ドラゴは、コロシアムに入れなくなり離れたところで待機する事になった。 コロシアムに観客が入場し!アントリュウスとゼウスの入場が始まった。 アントリュウスが、アルテミスと3人の銀の翼が付き添い、闘技場に出てきた。 ゼウスは、オリンポスの神や従者を従え闘技場に出てきた。 付き添いの神達は、セコンド席に着いた。 ゼウスとアントリュウスが闘技場の中央に立った。 闘技場に結界が張られた。 ゼウスの防具も生地の防具だった。 お互いの神のオーラが激突してコロシアムが揺れ、最強頂上決戦のオーラに観客達が興奮した。「アントリュウス!ここまで成長しているとはな!私を倒して神の王になりたいか?」「まだ、そんな事を言ってるの?王になる気はない!だけど貴方を倒さないと弱い神や人間を殺す!だから倒す!」 ゼウスが剣を抜いた。 ヘパイストに作らせたこの世界の全ての物が斬れる剣、この剣であればオーラや魂まで斬れる! アルテミスは、その剣を見て恐怖を感じた。 アダマスの鎌ではなく剣!?アダマスの鎌以上の武器なのは、確かだと思った。 その剣を見てアントリュウスは、危険を感じ剣を構えすぐに戦闘モードに入った。 ゼウスは、試合が始まり最初の一撃で仕留めるつもりで、速攻でオーラを注いだ。 ヘパイストが作った剣にゼウスのオーラを注ぎ斬りかかった。 あまりの剣の速さにアントリュウスが斬られたと思われた。 アントリュウスは、反応して剣で受け止めた。 あまりの威力にアントリュウスは30メートルほど吹っ飛んだ。 ゼウス側の観客はゼウスの強さを確信した。「やはりゼウス様!圧倒的な強さだ!」 アントリュウスの

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第88話 イダス

     試合の前日タネキンナとキツネコが、黄金の翼の国へ帰って来た。 グレンが「イダスは来ないのか?」と聞いてきた。 キツネコが「イダスもこの試合見に来たかったんだけどアガルタとセーシェルが戦争を始めたの!アガルタの兵士がフローラの国の近くまで来てるからイダスが残る事になったのよ」 翌日になり黄金の翼の国では天界のコロシアムに向かう準備をしていた。 アルテミスは、アントリュウスに付き添って先に向かった。 グレンとタヌキンナとキツネコは、ドラゴに乗って天界のコロシアムに向かおうとした。 フローラの国から神の使いが来た。 使いの神が、キツネコの所にきた。「キツネコ様!ご報告があります!」「私に?」 キツネコは、嫌な予感がした。 グレンが使いの神に「何だ!俺達に関係ない事ですか?」「関係なくは、ありませんが⋯」 使いの神が全員に報告する事にした。「イダス様がお亡くなりになりました」 キツネコは、呆然とした。 イダスが死んだ⋯「どう言う事だ!」 グレンが言った。「昨日の夕方アガルタの兵士がフローラの国の近くに来たので戦いになりました!敵の兵士の中に魔人が多くいたのです」 人間の中に神に近い力を持つ者がいた。 神ではないので、人間扱いとされ戦争に加わって人間と戦うことに条約違反にならなかった。 どの国でも魔人の育成に力を入れていた 魔人は、戦いで手柄を多くたてていた。 フローラの国の神も強い神はゼウスとアントリュウスの試合でゼウスが怪しい事をした場合ゼウス軍と決戦になる。 コロシアムに向かう強い神達は、黄金の翼の国に来ていた。  フローラの国には、弱い神しかいなかった。 イダスとグレンのことを魔人と呼ぶものもいた。 タネキンナが神の使いに聞いた。「イダスの遺体は?」「まだ戦争中で近よれません」 キツネコが「今日は、アントリュウス様の試合の日、アントリュウス様に何かあったときこちらでも戦争になるわ」 タネキンナがキツネコを安心させようとした。「キツネコちゃん大丈夫だよ!アントリュウス様だったら蘇生させられるし、肉体だってアントリュウス様だったら探せるよ!」 グレンが不安そうな顔をした。「肉体がバラバラだったら?」 グレンは、親友のイダスの蘇生が心配だった。「肉体が少しでも残っていればその細胞からイダスのクローン

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第87話 新たな武器

     試合前の調整が終わり新たな剣を貰った。 そして防具は、布製の衣服だった。 この布製の防具であれば戦っていてもスピードを落とすことが無く体に負担がかからない ミカエルが言った。「この世界に何でも突き刺せる剣とどんな剣でも通さない防具、その剣で防具を突き刺したらどうなると思います?」 アルテミスがその言葉に口を挟んだ。「使う神の力によって変わるわよ!それに剣なら突き刺すとき使う力とスピードを速くすれば威力を増すわ!その剣を使ったって、使う神によって威力が違うでしょ、それに防具は、神のオーラを増せば強力になるわ」 ミカエルが、詰まらなそうな表情をした。「アルテミス様のおっしゃっるとおりです」「貴方!試してみたんでしょ!」 ギクッ「アルテミス様も心が読めるようになったのですか?」「読めないわよ、貴方の性格が、わかってきたのよ、それで試した結果は?」 ミカエルは、話しをやめようと思ったが結果を話す事になった。「剣先が折れ防具がへこみました」「そうでしょうね」  アルテミスが澄ました顔で言った。 ミカエルは、アントリュウスの凄さを改て知った。 よくこの女房を可愛いと言って楽しそうにいられるものだと アントリュウスがミカエルの心を読んでしまった。「アルテミスは、怒った顔も可愛くて好きなの」 その言葉にアルテミスが嬉しそうにアントリュウスにくっ付いた。「アントリュウス様、剣と防具は、厄介です!くれぐれも油断しないように」 パネースが、アントリュウスに「危なかったらすぐギブアップするんだぞ、まだお前は、完全に成長したわけではない、天界の果ての守り神だとしても構わん、すぐギブアップしろ」「天界の果ての守り神がそんなに簡単にギブアップしていいの?」「構わん、負けたらここに戻ってきて10年私が技を教えて鍛えてやる!リターンマッチは、ここでやろう、天界の果てのコロシアムを新たに作ろう20万人入るコロシアムにしてゼウスの公開処刑にする」「お父さん!私に負けてほしいの?」「そんな事はないが、ゼウスは、何をしてくるかわからん、絶対的な王だ!まだ隠してる能力があるかもしれない、危なかったらすぐギブアップしろ」 アルテミスが言った。「ゼウスについては、娘の私が詳しいわ、だいたいの事は、アントリュウスに話してます」 パネースがアルテミスに「

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第54話 結婚式

     人間界に着き、神殿に顔を出した。  直ぐに、みんなが挨拶に来た。 二人が仲良く寄り添っている姿を見て!「お二人は、仲がよろしいのですね!」 とハリスが言った。 アントリュウスが、明るく「うん!私達、結婚したの」 ハリスや周りにいる従者達が驚いた顔をした。「結婚って!女性同士でですか?」 みんなが、驚いている事が結婚した事よりも、女性同士のほうだった事にアントリュウスは気づいた。「あれ、人間は女性同士とか男性同士で結婚する人いないの!?」「おりません!」 ハリスは、即答した。「愛し合ってしまったらどうするの?」「それでも結婚はしません!男と女でなければ子供は、生まれ

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第4章 黄金の翼の国 第53話 就職 

     動物の神の国へ向かう途中、アルテミスがドラゴに、アントリュウスと結婚した事を報告した。 ドラゴが、喜んでくれた。「これからは、ずーと一緒だね!」「よろしくね、ドラゴ!」 動物の神の国へ着きタヌキンナとキツネコが出迎えに来た。 アントリュウスは、アルテミスを紹介した。「結婚したんですか?」「おめでとうございます」 二人は、少し寂しそうだった。 アルテミスが二人に優しく話しかけた。「アントリュウスから聞いてるわ!アントリュウスの愛情は、独り占めしないから、私とも仲良くしてね!」 と言って二人の頭を撫でた。 アルテミスは、動物好きだったので動物の気持ちをよくわかっていた。

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第52話 盛りすぎだろ

     アルテミスは、アポロンの所へ行った。 アポロンは、テラスでお茶を飲んでいた。  側に行き「アポロン!明日、外出するわ!3日ぼど留守にするからお願いね!」「またか!あまり出回るとゼウスの耳に入ったら面倒だぞ、アントリュウスと出掛けるのか?」「そうよ!」 アポロンは、困った顔をしていた。「よりによってアントリュウスと結婚だなんて」「アントリュウスの事を知って、一緒にいたら、とんでもなく好きになってしまったの!アポロン、貴方、アントリュウスを殺したいと思ってる?」 アルテミスもお茶を飲みだした。「いや、直接恨みはない、だが、私は、フローラを弓で射ち殺しかけた!アントリュウスは

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第51話 園長になってよ

     昼頃、目が覚めた。 アルテミスに起こされ。「そろそろ出掛けない、神殿を案内するわ!」 寝起きのアントリュウスがベッドからでたからなかった。「え~!この部屋でアルテミスと二人でいたいよ、この姿でいたほうが楽なの」「ずーと、二人で部屋にいたら従者達が変なウワサをするわよ!食事に行きましょ!」「はーい!」 アントリュウスは、男の姿になった。 アルテミスがその体を見て「アレ、付いてないのね!」「もう、あるわけないでしょ」「行きましょ、アントリュウス」 アントリュウスは、アルテミスに本当の事を話して気が楽になった。 食事に向かうとアポロンに会った。「アルテミスおはよう!」

更多章節
探索並免費閱讀 優質小說
GoodNovel APP 免費暢讀海量優秀小說,下載喜歡的書籍,隨時隨地閱讀。
在 APP 免費閱讀書籍
掃碼在 APP 閱讀
DMCA.com Protection Status